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Photo選択して頂くと、インテリア空間からライフスタイル住宅を見ることができます。 |
インテリアから考える住空間 住まいづくりには機能的側面と空間的側面(インテリア)の2つの要素を満たす必要があります。機能的側面は住宅の動線計画や構造強度、断熱性能、遮音性能、などのいわゆる性能表示や品質管理に関するものです。数学的な解析により客観的な数字で表示できるので、建物のコストやグレードに合わせてメーカーハウスさんや輸入住宅メーカーさんなどでも充分に対応できます。でも、これだけでは快適な生活をおくるためには不十分なのです。 一方、空間的なおもしろさや楽しさ・インテリアなどを住まいにイメージすることはライフスタイルに関わる基本的なファクターです。住まいの基本ともなるライフスタイルをどう考えるかで、快適な日常生活を送ることが可能になります。 メーカーハウスや輸入住宅等では製品性能の開発・改善はするものの、ライフスタイルから生活空間にアプローチすることは難しいようです。一般的で標準的な住宅をつくることはできても楽しく快適な空間作りは難しいのではないでしょうか。住まいにとって製品性能を確保することは必要にして最小の条件ですが、もう1ランク上の住まいを求めるにはいかにライフスタイルに合った住空間をつくるかが大切になってきます。 ライフスタイルを形創る屋内インテリアは表面的で装飾的ないわゆるハリボテ風インテリアではなく、建築と造作家具・キッチン・階段・照明などが総合的に融合する空間になります。装飾的な置き家具、カーテン、工芸的照明器具などのインテリアを用いてヴィクトリア風・カントリー風・ロマネスク風・ロココ調などの様式的なインテリアで飾り立てるのは安っぽいキッチュなものに見えてしまいます。ライフスタイルに合ったインテリアは建築が家具化するケースや家具が建築化するケースが考えられます。造作収納やキッチンが家具から建築の一部分に変化することも少なくありません。インテリアから住空間を考えることはけっして単純思考的なことではできませんが、オリジナル性が高い快適な生活をおくるための重要な構成方法の一つです。 |
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