Y邸 (栃木県小山市)

共有領域のコートで分離した二世帯住宅
( ソーラー発電・オール電化住宅 )

親子の生活領域を南北に分離し、それぞれ
のアイディンティティを明確にした二世帯住宅
です。
子世帯と親世帯は両者を繋ぐ共有領域のコ
ート(中庭)で挟まれ、それぞれ独立した住空
間となっています。
中央部のコートは領域の融解が繰り返し行わ
れ、内部領域の拡張された外部空間へと変化
し、外部領域との境界があいまいな中間領域
になります。コート上部には両世帯を結ぶブリ
ッジが掛けられ、コートの領域を決定していき
ます。
子世帯の領域ではLDKとタタミスペースで囲
われたコート2を空間の中心に位置づけました。
コート2は上部に引き伸ばされたリビング空間
と一体化させることで、さらに内部空間の拡張
を喚起させます。白那智石を敷き詰めたコート
2は太陽光を反射してLDK空間を明るく快適に
します。
親世帯の領域では上部に引き伸ばされた茶の
間を内部領域の中心として設定し、この廻りに
各個室をクラスター状にレイアウトしました。



    

    

    

    

プロローグ .
工事監理日記
04/05/05 UP
.
竣工写真
04/05/05









一級建築士事務所  島田博一建築設計室
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