業務内容 |
■ 建築の設計 |
建築設計は、基本設計と実施設計とに分けられます。 基本設計は、敷地形状や周辺ロケーションを考慮しつつ建築関連法規に適合すべき建物の規模、形状、構造、機能、デザインなどの基本的なエレメントを決定します。2案〜3案の計画案を検討してから最終案を決定します。平面図(間取り図)、立面図、断面図、配置図などの一般図(S1/100)とボリューム模型(S1/100)の作成がこれにあたります。 次に基本設計完了後、引き続いて実施設計に移行します。実施設計は全体デザインの調整、建具種別、造作家具、キッチン収納、建物細部のディテールや壁材・床材・天井材などの建材の決定から照明器具・キッチン仕様・浴室仕様・サニタリー(トイレ・洗面化粧台・アクセサリー)などの各設備器具の選択と取り合い調整まで決定し、工事見積書がとれる段階までの詳細な図面(A2版45枚〜60枚)を作成します。 特記仕様書、平面詳細図、矩計図、断面詳細図、展開図、建具表、部分詳細図、各設備・配管系統図などがこれにあたります。また、模型やCGパース等を作成し、空間デザイン・ディテールを検討します。 |
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■ 工事監理 |
設計図のとおりに工事がすすんでいるか、手抜き工事がおこなわれていないかを専門的にチェックし検査します。構造的に重要な基礎、軸組みは重点的にチェックします。施工業者の自主検査と事務所の監理チェックを工程毎に行い、工事後に見え隠れとなる部分は写真撮影を行い厳密なチェック体制をとり工事監理記録として保管します。 事務所スタッフが7日〜10日に1回は工事現場に行き、各工程段階での打合せチェックや検査、原寸図での検討など適切な監理を行います。内装下地完了後には、クライアント様に現場へ来て頂き、色彩計画を決定します。外装材、内装材などの仕上材色見本を見ながらクライアント様と相談します。 現場での打合せや変更事項などの工事監理や進捗状況は、その都度、メール等で工事監理記録書(工事写真付き)にてクライアント様へ報告致します。 |
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■ インテリアデザイン・収納家具の設計 |
家具(造作収納家具、テーブル)等は建築空間に調和するようなオリジナルデザインとして設計します。既製品とは違ってオーダー収納なので好みのデザインと多くの収納量を確保できます。 収納家具はコストの許す限り造作収納として、無駄なデッドスペースをつくらないようにします。また、イス、テーブル、ソファーなどのインテリアは既製品の中から建築空間に調和するものを選択します。また、予算の許す範囲でオリジナルオーダーで製作することも可能です。 照明計画(照明器具選択・レイアウト計画)は本体建物設計時に空間イメージを考慮し提案して設計します。 室内インテリアは家具、照明、そして室内カラーリングを総合的に考慮した空間デザインに設計します。 |
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■ 竣工写真撮影 |
建物が完成後に事務所スタッフが外観と内部空間を写真撮影します。入居後に家具等が搬入設置された後にも、インテリア・造作収納・家具等を含めた写真撮影を行うことがあります。 建築空間用の撮影機材(一眼レフ+広角レンズ)を使用することで、スナップ写真とは違う本格的な画像造りを行います。明るさ、画像歪みなどの修正もphotoshopで処理し調整します。昼間と夕方のそれぞれのシチュエーションで外観と内部空間を撮影します。昼は自然光による陰影のある空間表現を撮影し、夕方は照明効果の空間を撮影します。 撮影した写真は事務所のHPやBlog及びマスコミ関連等に掲載させて頂きます。撮影は建物の設計意図を明確にするため事務所スタッフで行います。 |
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■ 建築物の調査・研究 |
既存建物の現況調査、構造調査、劣化調査を行います。 敷地内の建物の位置、床面積、仕上材等の調査。すでに使用されている建物の耐震上の問題がないかどうか。また、建物の基礎や地盤の異常のために不同沈下が生じていないか、などを専門的に調査します。住宅等の耐震補強調査も行います。 |
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