はじめに |
■ 弊社設計事務所の建築デザインの特徴について |
弊社設計事務所はシンプルな美しさを追求し、機能と美を融合させたデザインを得意としています。私たちは洗練されたシンプルさによって、空間や建物の本質を引き立て、余分な装飾を排除することで、長く楽しむことのできるデザインを提供します。また、建物の構造性能・省エネ性能は適合基準以上のものとし、快適な空間環境を提供させていただきます。 私たちは建築を造るうえで、環境と調和しながらも個性を引き立てることを信念としています。シンプルながらも印象的なデザインを通じて、空間に新たな息吹を与え人々の日常を豊かに彩ります。設計・監理はスケッチ・模型製作・図面から現場監理まで、担当スタッフが計画から建物完成まで専任で行うので密度の高い建築となります。 シンプルなデザインは、いつの時代でも魅力を持ち続けるものです。私たちはその普遍的な美しさを大切にし、機能性と美観を融合させることで、人々の生活や環境をより良いものにして行きたいと思っています。私たちの設計事務所は建築を機能性と性能を高めるとともに、シンプルなデザインを提案させて頂きたいと思います。ありふれたデザインではなく個性的な外観や内部空間を提供させて頂きたいと思います。 |
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建築(住宅・店舗)の形状やプランは立地条件によって多少異なることもありますが、基本的な空間の構成や特徴などの考え方はその都度変わることがありません。弊社の設計する建築(住宅・店舗)はいくつかのテーマを設定し、プラン間取りや外観などは詳細レベルからのフリー設計を行います。設計条件に合わせた手造り感のあるシンプルで個性的なものを創ります。 シンプルな形態と複雑な内部空間をつくりだすことをテーマの1つと考えます。建物外観を装飾のないものにするといった単純なことではなく、洋式・和式・和洋折衷などの様式から離れ、従来の家型と異なる建物を幾何学的形態の組み合わせで構成します。内部空間は吹抜や光庭、連続する空間、明暗のある空間を組み合わせて単調でない複雑なものにすることで多用途に使用することができます。 外部と内部を結びつける半屋外空間をできるだけ設けます。半屋外空間は曖昧性のある不思議な空間で、ある時は屋内であり、ある時は屋外になる拡張性のある空間です。リビングと連続になるコート(中庭)やテラス、軒下空間などが一見無駄に思えるスペースですが、空間にゆとりと広がりを与えることができます。 ミニマルな建築(住宅・店舗)は必要最小限の要素を持つ洗練されたデザインが特徴です。必要のない構成要素をできるだけ排除し、ミニマルな空間を造り出します。コンクリート打放しや構造用合板仕上げの壁・天井の空間、構造部材が露出した空間、必要最小限の部材で作ったラセン階段やトラス階段などを設置した空間などです。 建物の性能的な側面の構造強度と断熱性能を高性能基準のものにします。地震に対する建物の構造強度は最高レベルのものとし、品確法の耐震等級2以上のもので耐震性の高い建物とします。省エネルギーを考慮した建物の断熱性能についてもH28年省エネ基準に適合するものにします。 このようないくつかのテーマを考慮しつつ、敷地条件やライフスタイル、予算等を設計条件として整理し建築設計を行います。テーマのない建築(住宅・店舗)は退屈でどこにでもあるものになってしまいアイデンティティのないものになってしまいます。WORKSとINTERIOR SPACEに弊社設計の実例をたくさん記載しておりますのでご参考にしていただければと思います。 |
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建築においてシンプルな形態は、基本的な形や構造が単純で視覚的にもわかりやすくまとまっているデザインです。一方で、内部空間の複雑さは、空間の広がりや奥行きを演出することができ、建物内部において様々な用途を持つスペースを確保することができます。建物の機能性や使い勝手を向上させることができます。 シンプルな形態の直方体や正方形などの基本的な形状を持った建物は、形や構造が単純で視覚的にすっきりした印象を与え建物全体のバランスを保ちやすく、周辺の景観と調和しやすいといったメリットがあります。また、シンプルな形態は外観をシンプルで洗練されたものにすることで美的価値や機能性を高めることができます。 複雑な内部空間を持つ建築は内部空間を階段で仕切ったり、開口部を設けたりすることで空間の広がりを演出することができます。また、内部空間の天井高を変えたり光の取り入れ方を工夫することで空間の奥行き感を演出することができます。複雑な内部空間は建物内部に複数の空間やレイアウトを持ち、使い方や目的によって使い分けすることができます。たとえば吹抜や階段室、光庭などが複雑な内部空間の一例です。 |
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建築において半屋外空間とは屋根や壁に覆われた建物内部と、開放的な屋外空間との境界線上に位置する空間を指します。代表的なものにテラスやバルコニー、軒下空間やウッドデッキ、、中庭やコートヤードなどがあります。 半屋外空間は屋外と屋内の中間の領域であり、天気の良い日には屋外として、天気の悪い日には屋内として使用することができます。たとえばテラスやバルコニーを設けることで室内に自然光を取り込みながら外気を取り入れることができます。また、中庭を設けることで居住者が日光や風を感じながら屋内で自然の環境を楽しむことができます。 半屋外空間は建築のデザインにおいても重要な役割を担っています。たとえばテラスやバルコニーは建物の外観を美しく見せるだけでなく、建物と周囲の景観を調和させることが出来ます。また、中庭は建物内部と屋外空間を一体化させることで、建物の空間をより広く自然豊かに感じさせることができます。 |
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ミニマルな建築は必要最小限のものだけを取り入れ、シンプルで無駄のない空間です。余計なものを省き機能的で使いやすい空間を実現します。空間がシンプルであることにより精神的にも落ち着きを与え心地よい空間を作り出すことができます。さらにスペースを効率的に使うことができるため小さな建築にも適しています。またシンプルなデザインであるためメンテナンスも簡単に行うことができます。 自然光や風を取り入れることでより快適な空間にすることができます。大きな窓や開口部を設け、室内と外の空気の流れを促進することで自然の環境と調和させた空間になります。壁やドアを極力少なくすることで、空間を開放的に見せることができます。さらに、無駄のないフォルムにするために機能に必要な要素のみを残し、余分なものを省いたデザインとし、色彩の使い方を控えめにします。 ミニマルな空間はシンプルでありながら居住者が快適に生活するための要素を備えています。狭小地でも実現可能であり現代のライフスタイルに合わせた快適な居住空間を楽しむことができます。 |
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木造建築の構造強度は木材の種類や断面積、接合部の強度、耐震性能などが影響します。建物の強さを表す指標として品確法の住宅性能表示での耐震等級があります。地震の揺れに対する建物の耐性を示すもので耐震性能の高い建物ほど高い等級となります。 建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、3段階の耐震等級が設けられており、弊社の設計する建築(住宅・店舗)は高耐震性能の耐震等級2、3に設定しております。 建築の断熱性は建物内外の温度差を抑え、室内の温度を一定に保つための性能をいいます。断熱性が高い建築物は、冬場には暖房効率を向上させ、夏場には冷房効率を向上させることができます。また、断熱性が高い建築物はエネルギー消費量を削減し省エネルギー化につながります。 H28年省エネ基準では住宅の断熱性能とエネルギーの消費量を算定し評価します。外皮性能に関する基準と、一次エネルギー消費量に関する基準の2点から住宅の省エネルギー性能を評価します。暖房・冷房が効率的に利用できるため、高い省エネ基準を満たすことが可能です。弊社設計建物はすべてH28年省エネ基準に適合するものになります。 |
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