HOUSE- SKT


リビングの堀座卓を中心に玄関・階段等の動線やキッチン・和室等の生活空間を設けた住宅         

2010.04
                                                                                                                                                    群馬県舘林市    
設計・監理
島田博一建築設計室    
庭を囲いこむようにL型構成のボックス形態、ガルバリウム鋼板とサイディングの外壁
 
   リビングと繋がるテラス            東側外観を見る、玄関ポーチとコンクリート打放し塀
庭からリビングテラスとリビングを眺める
ガルバリウム鋼板と白いサイディングの外観、南側から見た夕景
来客の接待空間となる玄関ホール
玄関ホールとリビングを見る。玄関ホールは引込扉で玄関と分離できる。
テラスからリビングと玄関方向を見る
ダイニングから和室を見る。和室の格子戸は引込扉になっている。
和室からダイニングと玄関ホールを見る。ライトアップされたラセン階段はオブジェに見える。
キッチンキャビネットとカウンターは造作収納、キッチン床はリビングより1段下がっている
造作収納で分割された玄関ホールからダイニングを見る、ラセン階段はオリジナル
玄関ホールからリビング・和室を見る、床はパイン縁甲板張り
リビングテラスとシンボルツリー(シマトネリコ)
キッチンからリビンク・テラズを見る、リビング床はパイン縁甲板、テラスはセランガン・バツ
土壁珪藻土と葦天井の落ち着いた和室
 
                 和室の格子戸と琉球ダタミ                  ロフト付きの子供室、将来2分割が可能 
 
       玄関ホールから階段を見る             ライトアップされたラセン階段を2階ホールから見る  
     
敷地は市街化調整区域内にあり、周りは畑と空地に囲われ日照や通風に恵まれた環境です。片流れとフラットルーフのボックスをL型に組合わせ、この囲われた空地部分に庭を設けることで住宅内部からできるだけ自然の豊かさと季節感を感受できるようになっています。

1階は庭を取り囲むようにLDKと和室を配し、LDKの延長としてウッドデッキ張りのテラスを設けました。濡縁になっているこのテラスは庭の香りやさわやかなそよ風を楽しむことができます。LDKは座卓形式の団欒スペースとなっており、玄関土間スペース・階段ホールと連続した広がりのある変化に富んだ快適な空間に なっています。なお、玄関土間スペースは引込扉でLDK・階段ホールと区画することができます。

堀座卓はオリジナル設計となっており、冬にはコタツとしての機能も合わせ持ち日常生活の中心の場となります。 また、リビングは一部が吹抜けとなっており2階のプライベートルーム(子供室・寝室)と 繋がり家族間のコミュニケーションがとれます。土間空間に設けたラセン階段は上下階をつなぐ機能的な動線とともに住宅内のどこからでも見ることのできるシンボル的な存在となっています。

建築概要
所在地 群馬県館林市 構造 木造2階建
家族構成 夫婦+子供2人 竣工 2010年4月
敷地条件 市街化調整区域 敷地面積 300.79u( 90.98坪)
道路幅員 南側 6m 1階床面積 61.89u( 24.77坪)
設計者 島田博一建築設計 2階床面積 53.29u( 16.12坪)
施工者  河本工業株式会社 延床床面積 115.18u( 34.84坪)
写真撮影 島田博一
一級建築士事務所   島田博一建築設計室
copylight @2002-2024  hirokazu shimada  architect & associates all right reserved.