A・Y邸 (栃木県宇都宮市)
透明・半透明・不透明キューブで構成した住宅
( 深夜電力利用・オール電化住宅 )
3つの性格の異なる仮想立方体を上下に 組み合わせた住宅です。 透明・半透明・不透明のそれぞれのキューブ はアイディンティティを保ちながら空間を構成 します。 一層部分は不透明のキューブと透明キューブ (仮想キューブ)を組み合わせています。 不透明キューブは寝室・子供室などのプライベ ートルームに、透明キューブはガレージとして 設定しました。 二層部分へは螺旋階段でアプローチします。 不透明キューブを背景に軽やかな螺旋階段は |
訪問者をリズミカルに上昇させ、この住宅の 玄関まで案内します。 二層部分は不透明キューブの中にリビング・ ダイニングのパブリックゾーンを設定し、玄関・ サービスヤードを半透明キューブの皮膜で 覆っています。 半透明皮膜で覆われた玄関ホールは、囲わ れている感覚とともに開放されている感覚が 同居する中間領域になります。 二層部分の屋根から突き出るような透明 キューブはリビングが上部に引き伸ばされて ボイド化された時に生じたハイサイドライトです。 |
一級建築士事務所 島田博一建築設計室
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