A・Y邸 (栃木県宇都宮市)

透明・半透明・不透明キューブで構成した住宅
( 深夜電力利用・オール電化住宅 )

3つの性格の異なる仮想立方体を上下に
組み合わせた住宅です。
透明・半透明・不透明のそれぞれのキューブ
はアイディンティティを保ちながら空間を構成
します。
一層部分は不透明のキューブと透明キューブ
(仮想キューブ)を組み合わせています。
不透明キューブは寝室・子供室などのプライベ
ートルームに、透明キューブはガレージとして
設定しました。
二層部分へは螺旋階段でアプローチします。
不透明キューブを背景に軽やかな螺旋階段は
訪問者をリズミカルに上昇させ、この住宅の
玄関まで案内します。
二層部分は不透明キューブの中にリビング・
ダイニングのパブリックゾーンを設定し、玄関・
サービスヤードを半透明キューブの皮膜で
覆っています。
半透明皮膜で覆われた玄関ホールは、囲わ
れている感覚とともに開放されている感覚が
同居する中間領域になります。
二層部分の屋根から突き出るような透明
キューブはリビングが上部に引き伸ばされて
ボイド化された時に生じたハイサイドライトです。


    

    

    

プロローグ
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工事監理日記
04/06/29 UP
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竣工写真
04/08/18
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一級建築士事務所  島田博一建築設計室
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